建長寺(神奈川・鎌倉市)

京都五山と共に五山制度のある鎌倉にあって、鎌倉五山の第一位が建長寺です。

建長寺山門.JPG
建長寺総門。
山号は「巨福山」、正式名称は「建長興国禅寺」と言います。
その名の通り禅宗のお寺で、臨済宗建長寺派の総本山でもあります。

総門をくぐるとさらに立派な門があって、ここが三門です。
建長寺三門.JPG
三門(1775年再建、国指定重要文化財)
「三門」とは、「空・無相・無作」を表わす「三解脱門」の略だそうで、ここをくぐることによってあらゆる執着から解き放たれることを意味しています。

建長寺の本尊は地蔵菩薩で、「仏堂」に安置されています。
建長寺仏殿.JPG
仏堂(重要文化財)
創建より4代目とのことで、芝増上寺にあった徳川秀忠夫人の霊屋を建長寺が譲り受けました。

仏堂の先には法堂(はっとう)があり、法堂では関東最大だそうです。
建長寺法堂.JPG
法堂。(重要文化財)

建長寺は寺院全体が修行道場であり、僧侶全員が法堂に集まって住持の説法を聞くことを修行の眼目としています。
現在も修行道場が置かれていますが、僧侶の修行場は立入禁止となっていました。


法堂の先には唐門があり、その向こう側に方丈があります。
建長寺唐門.JPG
唐門(重要文化財)

建長寺方丈.JPG
方丈

方丈の中には入ることができ、裏手には夢窓疎石の作とされる庭園がありました。
建長寺庭園.JPG


やたらと重要文化財があちらこちらにあるのですが、中には国宝もありました。
建長寺梵鐘.JPG
梵鐘(国宝)
鎌倉幕府第5代執権北条時頼の発願によるもので、1255年に鋳造されました。
開山した蘭渓道隆(大覚禅師)の銘文が入っており、創建当時から現存するものです。


方丈の裏手にある急な山を登って行くと、境内最奥のもっとも高い所に「半僧坊」の建物があります。
建長寺半僧坊.JPG
半僧坊

ここからは建長寺の伽藍を眼下に見ることができます。
建長寺半僧坊より.JPG

さらに遠くへ目を向けると、相模湾の海を一望することができました。
建長寺半僧坊より相模湾.JPG

ここは鎌倉天園ハイキングコース」のスタート地点でもあります。

【所在地】神奈川県鎌倉市山ノ内8



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