名城・名跡紀行(パクス・ジャポニカ Vol.3)

アクセスカウンタ

zoom RSS 斎場御嶽(沖縄・南城市)

<<   作成日時 : 2017/12/16 11:03   >>

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 1 / トラックバック 0 / コメント 0

琉球の城(グスク)が軍事拠点ではなく、聖域であったとされる理由の根拠に御嶽(うたき)の存在があります。

御嶽は琉球神道の神が存在する場所とされ、その琉球王国最高の聖地であるのが「斎場御嶽(せーふぁうたき)」です。
斎場御嶽碑.JPG
斎場御嶽碑
琉球王朝の時代は男子禁制で、琉球国王も女装して入ったそうです。

中に入ると必ず小さな教室のような部屋に入り、ビデオで様々な注意事項を与えられるようになっていました。
琉球神道に限らず、聖域に入るにあたっては、これくらいのことは当然かと思います。

斎場御嶽御門口.JPG
御門口(うじょうぐち)
ここで一礼して出入りする人が多いのが印象的でしたが、先のビデオでは膝をついて拝礼していました。

斎場御嶽石畳.JPG
御門口から続く石畳
ふと大学の探検部時代に訪れた西表島を思い出しました。
西表島の山中にはもちろん石畳などはなく、道ともわからないような踏み跡をたどって、延々と亜熱帯林を抜けて行きました。

石畳を抜けた先には、最初の拝所である大庫理(うふぐーい)があります。
斎場御嶽大庫理.JPG
手前の台座のような石畳が、祈りを捧げる場所です。

ところでこの日の沖縄は気温が20度を超えており、12月なのに上着はもちろんのこと、薄着の長袖でも暑いくらいでした。
それでも斎場御嶽の大庫理では、ふと涼風が吹き渡るのが不思議です。

大庫理の先にあるのが「寄満(ゆいんち)」で、琉球王朝では台所を意味しますが、世界中から交易品が集まる場所だったと解釈されています。
斎場御嶽寄満.JPG
沖縄ではこのようなガマ(鍾乳洞の洞口)が数多く見られます。
「ひめゆり学徒」が最後に避難していた場所も、このようなガマでした。

斎場御嶽の最奥部にあるのが、聖地の中でもさらに気高い拝所である「三庫理(さんぐーい)」です。
斎場御嶽三庫理 (1).JPG
三庫理前にある岩

三庫理の手前には、「シキヨダユル」と「アマダユル」の壷があります。
斎場御嶽シキヨダユルアマガヌビーとアマダユルアシカヌビー.JPG
鍾乳石から滴る聖水を受ける壷です。
探検部時代、鍾乳洞の中で石筍から水滴が落ちるのを数多く見てきましたが、露天でみるのは初めてです。

斎場御嶽チョウノハナ.JPG
三庫理にあるチョウノハナの香炉

斎場御嶽三庫理 (3).JPG
三庫理

三庫理の空間を抜けると視界の先に太平洋が広がり、「神の島」である久高島を見ることができました。
斎場御嶽三庫理より久高島 (2).JPG
琉球を創ったアマミキヨが天から降りて最初に創った島とされています。

〜史跡データ〜
【所在地】沖縄県南城市知念字久手堅


テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ
気持玉数 : 1
なるほど(納得、参考になった、ヘー)

トラックバック(0件)

タイトル (本文) ブログ名/日時

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(0件)

内 容 ニックネーム/日時

コメントする help

ニックネーム
本 文
斎場御嶽(沖縄・南城市) 名城・名跡紀行(パクス・ジャポニカ Vol.3)/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる